2013/12/23

AUTUMN OF LAST

今年最期の秋をいつも通り、鎌倉で。
上京して早7年だけど、くわしくなった場所のひとつが鎌倉だ。
はじめはただただ空気がおいしくて、町並みは洗練されていて
山や緑が美しい。ひたすらテンションがあがる場所だったんだけど。
最近は鎌倉の持っている独特のオーラというか。
気位の高さ、みたいな。高飛車だなあと感じることもある。
色々なことを把握していくうちのひとつか(笑)



















最近、ちいさなお花を撮るのに凝っている。
心をこめてシャッターを押す。
なるだけ、輪郭をくっきりと撮りたい。
つまり、ピントをあわせたい。
最近、基本的なことを丁寧に考えていく事がたのしい。
つまり、ピントをあわせるのだ。









写経する場所。
この三枚、すっごく気に入っている。
とくに、三枚目は、目でみたのと同じに撮れた!






うつくしくて儚いものを見ると、
自分がなんてちっぽけな存在か!となるから好き。
今年も暮れている。
来年がそろそろ足並みをそろえてる。


The end of autumn in Kamakura.
These pics are my favorite.
2013 will be gone.... 
2014 is waiting for close to us.
How I feel the moment of life, beauty or sadness in 2014?


2013/12/23













2013/07/14

Spring Breakers / The Great Gatsby

最近観た映画と、その音楽。

【Spring Breakers】Harmony Korine

Mr.ロンリー以来五年ぶりの新作。
あのセレーナ・ゴメスやヴァネッサ・ハジェンズといったディズニーアイドルが主演の
ハーモニー・コリンっていったい.....ずずずーっと楽しみにしていた映画。
ディズニーチャンネルが大好きで、ハーモニー・コリンも全作観てる好きな監督っていう人は世の中にどれぐらいいるだろう。(もちろんわたしのこと)だが逆に日本だとわりと多そうだけど、海の向こうにはなかなかいないだろうなー、ほんとすごい。


感想としては、マジですごいカルト映画。これはカルトでした。
Mr.ロンリーで少し丸くなったというか、人間の人生について見つめ始めたか、さすが世界旅行帰りやな、と思ったけどやっぱりまだまだイケてた。
この映画にストーリーを求めてはいけない。と思う。
神話に近い。これはひとつの奥行きあるイメージ。それから天使たちの話なのです。
そして、スプリングブレイク(大学生の春休み)、狂乱する人々のなかにみる刹那的な郷愁にほかならない。
狂乱っていつの時代も、せつなさが香るな。
少女たちよ永遠に......
この映画は女優たちに対し太ることを条件としていた。
それがすごくすっごく良かった。リアリティと女性性的に。
ヴァネッサはともかく、あの棒切れのようなセレーナも一生懸命太った形跡がみられて、
可愛い。(プロモーションでは全員嘘のようにスッキリしている。)



エンドロールはEllie GouldingのLights.
これがすごくグッときたー。オープニングのSkillexも良かった。
official のMVがひどかったので静止画のほうを貼っとく。


【華麗なるギャツビー】Baz Luhrmann

予想していたよりも濃かったー。
ディカプリオ老けたーあともう少し若かったらと悔やまれる。
これはヤバいんじゃないか、と思ったけど世間では好評のようで心から安心した。。。
舞台から感情まですべてが過剰に描かれるから、ものすごくわかり易い。
ともすればよくわからないほどに繊細なストーリーなのに、これなら小学生でもなんとなくつかめるんじゃないだろうか。
それにしてもギャツビーという人物は、年をとるほどにその凄みがわかる。
映画を観たあと、しばらく再起不能に陥るぐらい。
豪華絢爛PRADAの衣装たちが意外と意識にのぼらない。
この年代の洋服、よだれものに好みのはずなんだけど。
それよりも、毒々しいほどの色彩と、ディカプリオのこゆ〜い皺と、どこまでいっても不幸臭ただようキャリー・マリガンが頭から離れず。
しかし音楽は良かった。特に良かった三曲。




LANAはやくニューアルバムでないかな。


2013/07/13

Underneath The Water


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méchant bébé 2013 Spring and Summer collection

Underneath The Water

What a cool images.....

This collection is definitely amazing.... as usual.

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発表されて少し経つけれど、ちかごろの加速する熱波とともに
このコレクションがどんどん魅力的にみえてくる。
Underneath The Water と銘打たれたコレクションは、その名の通り水面化の絢爛世界。
美しく写実的な金魚と花々。
また、色味が最高にかっこういい!もう、可愛いというより格好良い。
洋服のラインも、コクーン型から秋冬の引き続きのラインまで、
独自の世界観を迷うことなく突き進んでる!
今回のコレクションは、ワンピースの上から透けるオーガンジーを纏ったルックがすごく好み。
そして、自分が着たい!と思ったのは美しい形状のキュロット。
だからまずこれをオーダーするー♬
白いシューズもすごく可愛いんだけど、これは参考商品かなにかだろうか....?
とにかく méchant bébé 今期も最強に可愛い。
もうこの安定の世界観が心のよりどころになりつつあるな.......





2013/06/15

イノセントガーデン


パク・チャヌクのハリウッド第一作。
ほんとにハリウッドへいったんだなあ〜と、思う。
そして映画を観て、またしても日本は遅れたな〜と、思う。
まあ比べるところは何もないんだけど......。
イノセントガーデンの前に、ウォン・カーウァイの「グランドマスター」を観たから
よけいに素晴らしく感じてしまったのかもしれない。
ウォン・カーウァイってアクションを撮ったとしてもだよ、
ワイヤーアクションじゃないでしょう、と思うんだけど......。

「イノセントガーデン」原題「STORKER」(原題の方がもちろん好き、ストーカーみたいで。
実際は、ストーカー家のストーカーだけれど。血筋がとても重要。)
脚本はなんとなんとというかハァそうですかというか、
プリズンブレイクの主演俳優、ウェントワース・ミラーである。
まさか彼がこんな閉じたゴシック趣味全開物語を8年もかけて練ってきただなんて、
さすがに驚く。けれども、彼は長年のゲイ疑惑(ハリウッドのカミングアウトする人としない人の差ってなんなの?)
ぷらすとても頭良いんだよね。大学とかも。だから妙になっとく。
ハリウッドの好みそうなネタなのにそこまで全面に出してない??気がするのも良い。
パンフレット買うまで、知らなかったし。

この、ポスターメイキングがとても素敵。
BGMは主題歌。気になっていたアーティストの名前はEmily Wellsというみたい。






もうずいぶん大人目線になってきたはずだけど(おかげで大作好きだよ)
やっぱり、こういうものは好きなのである。
閉鎖空間に数人だけの登場人物で、冷たい空気と美しい調度品。
まず土台としてこういう血でできてるから、やっぱりいつまでたっても好きなんだなあ。
十分に中二病。

スタッフはブラックスワンのスタッフらしいけど、
そういうスマートなプロが作った空間な感じはありました。
衣装がすごく良かった。
こういう、ひざ丈スカートとブラウスというシンプルな洋服が
似合う女性になりたいとずっと昔から思う。

この二作が思い浮かんだ。


「薬指の標本」

薬指


「セクレタリー」

セクレタリ


なんでだろうと思ったけど
ひざ丈スカートの女性が閉鎖空間で濃密な関係性に精神的に囲われていく話
という点で一緒
STOKERは家族の話でもあるけれど。

そういえば、1Q84のインタビューで、村上春樹が
「物語は精神的な囲いこみに抵抗していくものでなくてはならない」
と話していたけれど、
わたしがまさに中二とか多感な時期に映画に追い求めていたものは
精神的な囲いこみ、のようなものに対するあこがれだったような気がする。
もちろん春樹の言っているものとは質が違うけれど。

それにしても、
現実の世界では地に足をつけて歩きます。









2013/05/27

PHENOMENON 2013-2014


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How wonderful !!!
Actually, I really crazy love with men's clothes recently.
Era is a unisex. Do you?

PHENOMENON の今年の秋冬コレクション
今期から、レディースラインができた。
でもそのレディースラインが実にユニセックスでとっても良い感じ。
最近、こんなふうに広がる重厚なフレアスカートが欲しくって.....夏なのに....
それからこのグリーンのロングコート、本気で欲しい。
このコレクション、とにかくコートがかわいくないですか?秀逸!

最近、とにかくメンズのお洋服に目がないです。
最初は、実物がみてみたいなあ.....という気持ちで。
次に、彼氏に買おう....という気持ちで。
最終的には試着して、普通に買ってます。自分に。
ここにたどり着くまで、そんなに時間はかからなかったですねえ。ええ。

そんなわけで、この間お店に行ったとき、
レジの隣にとっても美しい生花が生けてあって、見惚れていたら、
「なんのお花か知っていますか?」と訊かれた。
わたしが、ラナンキュラスでしょう。と答えると、
初めてですよ、ちゃんと答えられた人は!と驚かれる。
なんだかちょっと得意な気分で店を後にしてからふと思った。
メンズの店やしなあ.......

メンズ店来襲。
まだまだつづく。



Café 1894


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Café 1894

ずっと行きたかったカフェ
三菱一号館美術館には、まずいちばんに、雨の日に行くのがお気に入り
まずいちばんに、雨が似合うのから。
上海から親友が東京へ仕事でやって来て、どこか行きたいところは?と訊くと
どこでも。という答え。雨が降ってなければ別のところでも良かったけれど
その日は朝からしとしと雨。だから東京駅を見せたいと思ったし、ここへ来たいと思った。
抽象画中心のコレクション。よくよく考えたら抽象画の回顧展などは
めったと行かないなあと思った。たのしかった。

さいきん、オモチャカメラを買った。
暗い場所での撮影はもちろん適していないのだけど
出来上がった写真をみると、暗い場所で撮ったボヤボヤな写真が
とっても好みなのだ〜